エジプト全域にガスを供給する幹線パイプライン設備
2018年1月29日、横河電機株式会社の子会社であるヨコガワ・ミドルイースト・アンド・アフリカ(以下、ヨコガワ)は、エジプトのEgyptian Natural Gas Company(以下、GASCO)から、GASCOが所有運営するガスパイプライン設備向け管理・制御システムの更新プロジェクト(以下、同プロジェクト)を受注したと発表した。
GASCOは、天然ガスの処理と送配を担う国営企業で、同国全域に所有運営するガスパイプラインの敷設距離は同国最大だ。
納入する主な製品
同プロジェクトは、総敷設距離約7,000kmの幹線パイプライン設備を中央計器室で統合して管理・制御するために、管理システムと制御システムを更新するものだ。
ヨコガワが納入する主な製品は、ガス送配スケジュール管理や貯蔵ターミナルの貯蔵量管理などを行うパイプライン管理ソリューションパッケージ「Enterprise Pipeline Management Solution」と、ガスパイプラインやポンプなどの装置を監視制御するソフトウエア「FAST/TOOLS」で、2019年9月までに納入する。
なお、ヨコガワは、中期経営計画「Transformation 2017」で、エネルギーサプライチェーン全体における制御事業の拡大を基本戦略として掲げており、ミッドストリーム市場において、石油・ガスパイプラインの操業を最適化するソリューションを積極的に提案していくとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
横河電機 プレスリリース
https://www.yokogawa.co.jp/