発電所の建設が開始され、エンタジー社主催で起工式を開催
2018年1月24日、東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、東芝エネルギーシステムズ)は、米国大手電力会社であるエンタジールイジアナ社(以下、エンタジー社)が建設を計画しているルイジアナ州レイクチャールズ火力発電所(以下、同発電所)の建設が開始され、1月22日にエンタジー社主催による起工式が執り行われたと発表した。
同発電所は、新規で建設されるガスタービンと蒸気タービンとを組み合せた高効率の発電システムを採用したコンバインドサイクル火力発電所で、東芝エネルギーシステムズは、450メガワットの蒸気タービンと発電機(STG)を受注しており、2018年11月に納入する予定だ。
また、同発電所の商業運転は2020年6月までに開始される予定。
変化の激しい北米火力市場に対応して火力事業を展開
東芝エネルギーシステムズは、エンタジー社が約30年ぶりに新たに建設し、2014年12月に運転を開始したルイジアナ州ナインマイルポイント発電所6号機向けにSTGを納入した実績があり、このたびの受注は、その高い技術力および機器の信頼性が評価されたためだ。
また、このたびの受注を含め、1967年以来、東芝エネルギーシステムズが北米において受注した火力発電用STGは、累計104台・31.5ギガワットに達したとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東芝エネルギーシステムズ プレスリリース&ニュース
https://www.toshiba-energy.com/info/info2018_0124.htm