2018年1月23日、三菱日立パワーシステムズ株式会社(以下、MHPS)は、米国のエネルギー会社であるエンタジー・ルイジアナ社(Entergy Louisiana、以下、EL社)がルイジアナ州南西部に新設するレイク・チャールズ発電所(Lake Charles Power Station、以下、同発電所)向けに、M501GAC形ガスタービン(以下、同ガスタービン)を2基受注したと発表した。
EL社は、ニューオーリンズに本拠を構えて電力生産・小売事業を手掛けるエネルギー大手Entergy Corporationの子会社で、ルイジアナ州都バトンルージュ(Baton Rouge)や近郊に電力と天然ガスを供給している。同発電所は、EL社の発電施設の中で最もクリーンかつ高効率な設備の一つとなるとのこと。
同ガスタービンは、出力99万4,000kWの天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備(以下、同発電設備)の中核機器となるもので、他に、蒸気タービン・排熱回収ボイラー・発電機などで構成される。運転開始は2020年の予定。
また、MHPSは、技術者を派遣して現地で同発電設備に関する指導を行うとともに、運転開始後には、火力発電設備の運転を最適化するデジタルソリューションサービス「MHPS-TOMON(トモニ)」による支援も実施する。
なお、MHPSがEL社から同ガスタービンを受注するのは、2017年2月の出力98万kWのセント・チャールズ(St. Charles)発電所向けに次いで2回目だ。
(画像は三菱日立パワーシステムズ公式ホームページより)
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三菱日立パワーシステムズ ニュースリリース
https://www.mhps.com/jp/news/20180123.html