三重県を中心とした地域の未利用間伐材等をバイオマス燃料として有効活用
2018年1月22日、大阪ガス株式会社(以下、大阪ガス)の100%子会社である株式会社ガスアンドパワーは、地域密着型再生可能エネルギー事業の企画開発等を行う株式会社インテグリティエナジーが中心となって設立した事業運営会社「バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社」に出資し、三重県松阪市におけるバイオマス発電事業(以下、同事業)に参画したと発表した。
同事業では、同県を中心とした地域の未利用間伐材等を有効活用し、新電力事業者(PPS)を通じて、発電された電力を近隣需要家に供給することで、地産地消を図る。
バイオマス発電事業の概要
同事業は、間伐材・一般木材・建設資材廃棄物などを由来とする県内産を中心とした木質系バイオマスを燃料とし、発電容量は1,990kWとなる。営業運転は、2018年1月1日に開始している。
また、燃料を同市内のウッドピア木質バイオマス利用協同組合から調達し、近隣の既設バイオマス発電所と運営体制を共有するとともに、大阪ガスの火力発電所運営の知見を組み合わせて、安定的な事業運営を図るとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大阪ガス プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/