省エネ基準適合化など、住宅における断熱性能の高性能化が進行
2018年1月11日、旭化成建材株式会社は、断熱材「ネオマゼウス」(以下、同断熱材)の販売を2018年1月16日より開始すると発表した。
省エネ基準適合化が2017年4月から開始されるなど、住宅における断熱性能の高性能化が進行している状況で、同社は、従来の2製品よりさらに断熱性能を10%高めた同断熱材を開発し、販売の準備を進めてきたが、JIS認証および主要な防火構造認定の取得等の準備が整ったとのこと。
「ネオマゼウス」の特長
同断熱材は、JIS A 9521:2017(建築用断熱材)の「フェノールフォーム断熱材1種2号EⅡ」を取得しており、熱伝導率λ=0.018W/(m・K)は、この規格の中で最高ランクの断熱性能だ。また、フェノール樹脂の特長を生かして、優れた耐燃焼性を備えている。
さらに、同断熱材は、ノンフロン発泡で、地球温暖化係数の値がより小さいHFO(ハイドロフルオロオレフィン)を、従来の「ネオマフォーム」で使用していた炭化水素系ガスに加えることにより、発泡ガスの環境性能を向上させた。
同断熱材の用途は、高い断熱性能を目指す住宅の屋根や壁などだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
旭化成建材 プレスリリース
http://www.asahi-kasei.co.jp/