金型の現物確認・保管・買取の一元管理により業務効率向上を支援
2018年1月10日、株式会社日立ハイテクノロジーズは、同社の100%子会社で化学製品・電子材料等の先端産業部材を販売する専門商社の株式会社日立ハイテクマテリアルズ(以下、日立ハイテクマテリアルズ)が、鋳造やプレス加工や樹脂成型品などの製造に必要な、金型の現物確認から買取までワンストップで管理する「金型管理サービス」(以下、同サービス)の提供を開始すると発表した。
製造会社の多くは、膨大な数量の金型の管理を、部品製造を委託しているサプライヤーに委託しているが、サプライヤーの管理状況を定期的に把握する必要がある。
また、2016年12月に、下請代金支払遅延等防止法の運用基準に、親事業者である製造会社の違反事例として、サプライヤーに対する量産終了後の金型の無償保管要請が明記されたため、金型管理の適正化・効率化が求められている。
金型管理サービスの概要
同サービスは、製造会社に代わり、サプライヤーが管理する金型をリストと照合しながら現物確認を行う「実査棚卸」、日立ハイテクマテリアルズの専用倉庫で金型を預かる「金型保管」、および不要になった金型を買い取って原材料へとリサイクルする「金型買取」という3つのサービスを組み合わせ、ワンストップで金型を管理する。
また、専用のデータベースを構築することで、顧客である製造会社は、WEB上でリアルタイムに金型の管理状況を簡単に確認できるため、膨大な数量におよぶ金型を一元管理し、生産効率・業務効率の向上が図られる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立ハイテクノロジーズ ニュースリリース
https://www.hitachi-hightech.com/