ミャンマーでヤンゴン都市地域の生活環境改善、経済発展に貢献
2018年1月4日、戸田建設株式会社は、ミャンマー・ヤンゴン市開発委員会(YCDC)から「ヤンゴン都市圏上水道整備事業(以下、同事業) パッケージ3 バゴー川横断配管工事(以下、同工事)」を受注し、2017年11月30日に契約を締結したと発表した。
同事業は、同国のティラワ経済特別区(SEZ)を含むヤンゴン都市圏において、急増する水需要に対応して上水道サービスを改善し、生活環境を改善するとともに、経済発展に貢献すると期待されているとのこと。
工事の概要
同工事は、河幅約650mのバゴー川横断部に全長974mの導水管を布設するもので、請負金額が約11億円で、工期が着工後1,060日(約35ヵ月)の予定だ。
同工事において、両岸に築造する深さ35m超の立坑築造工では、リング状のセグメントを積み重ねて施工するアーバンリング工法を採用している。同工法は、コスト・工程・品質面で有利であり、海外で初めての適用になるとのこと。
また、河川最深部での土被りが5mとなる地下約30mには、長距離泥水式推進工法により、長さ約815m・内径φ1100mmのトンネルを構築する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
戸田建設 ニュースリリース
http://www.toda.co.jp/news/2018/20180104.html