パナソニック、テクノストラクチャー工法専用「テクノビームトラス」を新開発

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パナソニック、テクノストラクチャー工法専用「テクノビームトラス」を新開発

2017年12月26日 06:15

木造でも大空間を実現可能な「テクノストラクチャー」

パナソニックESテクノストラクチャーは25日、「テクノストラクチャー」工法専用のトラス系屋根フレーム構造「テクノビームトラス」の開発に成功したと発表した。2018年1月5日より設計対応を開始する。

パナソニックの耐震住宅工法であるテクノストラクチャーは、独自の木と鉄の複合梁である「テクノビーム」の採用と高度な構造計算のもと、従来の木造建築では困難であった大空間、さらには斬新な外観デザインを構築可能とする、耐震性に優れた木造工法。

鉄骨造に劣らない強度と機能性を備えつつも、天井高さは最大4 mまで対応でき、店舗や施設で必要となる広い空間を木造で実現できる点が特長となっている。

平屋の最大スパンが15mへと拡大

今回開発された「テクノビームトラス」は、同工法において15mの空間を構築可能な構造部材。スパンが大きくなる場合でも、その重さを支える大きな梁を必要とせず、うまく力を分散させる設計となっている。

平屋の最大スパンを従来の10mから15mへと伸ばせるようになったことで、商業施設など非住宅をはじめとする平屋の建物への対応力が大きくアップした。

またこのテクノビームトラスは、中間に柱を設置する必要がないのもポイント。これによって実現する無柱空間は見通しのよさに加え、将来の間取り変更にも柔軟に対応可能であるといったメリットを兼ね備えている。

加えてテクノビームトラスに関しては、実大実験を行い、第三者機関による構造評定を取得済み。これにより、一般的に時間を要する非住宅の確認申請について、より効率的な手続きが可能になるとのことだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

パナソニック プレスリリース
http://news.panasonic.com/

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