テラドローン、ドローン専用建造物点検アプリの開発を開始

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テラドローン、ドローン専用建造物点検アプリの開発を開始

2017年12月25日 21:00

2018年度内の実用化を目指し開発

テラドローン株式会社は19日、ドローン専用の建造物点検アプリ「TERRA DRONE INSPECTION」の開発をスタートしたと発表した。実用化は2018年度内となる見通しだ。

撮影データを3次元化し破損や劣化箇所を確認

テラドローンでは現在、土木測量、鉱山測量、橋梁およびオイル&ガスの各分野について、ドローンを活用した点検サービスを提供している。

その同社が新たに手掛ける「TERRA DRONE INSPECTION」は、家屋やビルなどの建造物の破損や劣化状態などをドローンで撮影することで、建造物の迅速かつ簡単な状態確認を可能とするアプリ。

ドローンを介して取得されたデータは随時クラウドへと保存され、そこから3次元データを生成することで、建造物全体の破損や劣化箇所を詳細にチェックすることができる仕組みだ。

また同アプリでは、DJI社のMavicやSparkをはじめ、小型のドローンでも使用可能な点が特徴の1つとなっている。

現場における人件費削減・安全面確保に貢献

テラドローンによれば、従来、ビルや橋梁などの建造物の点検には人が目視で行っており、これにかかる人件費、ならびに点検用設備の設置や高所作業の際の安全確保など、多くの課題がみられるという。

同社では今回のアプリ開発を通じ、現場における人件費の削減と安全面の確保に貢献すべく、インフラ点検におけるドローンの活用を後押ししたい考えだ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

テラドローン株式会社 プレスリリース
https://www.terra-drone.net/blog/terra_drone_inspection/

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