平成29年一級建築士試験「設計製図の試験」合格者決定
国土交通省は12月21日、平成29年一級建築士試験「設計製図の試験」の合格者を決定した、と発表した。
一級建築士試験は、建築士法に基づき、国土交通大臣の指定試験機関である公益財団法人建築技術教育普及センターが実施している。
合格率は前年比4.7ポイント減の37.7%
平成29年一級建築士試験「設計製図の試験」は、平成29年10月8日、全国51会場で実施された。
試験結果は、以下の通り。
実受験者数:8,931人、前年比3.2%増
合格者数:3,365人、同8.4%減
合格率:37.7%、同4.7ポイント減
採点結果の4段階区分の割合は、以下の通り。
ランク1(「知識及び技能」を有する):37.7%、
ランク2(「知識及び技能」が不足):21.2%
ランク3(「知識及び技能」が著しく不足):29.9%
ランク4(重大な不適合に該当):11.2%
学校別合格者数のトップ5は、以下の通り。
1位:日本大学、181人
2位:東京理科大学、108人
3位:芝浦工業大学、102人
4位:早稲田大学、71人
5位:明治大学、67人
合格者には、合格通知書を送付。不合格者には、不合格の旨と成績を通知する。
試験問題と標準解答例は、建築技術教育普及センターのHPに掲載される。合格者の受験番号は、建築技術教育普及センターのHP・本部・支部、都道府県建築士会の事務所に掲示する。
(画像は国土交通省のHPより)
▼外部リンク
国土交通省のニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000695.html