学科試験のみ受検の合格者発表
国土交通省は12月19日、2級土木施工管理技術検定の学科試験は今年より年2回行うが、第1回学科試験のみの受検合格者が決定した、と発表した。
2級土木施工管理技術検定は、建設業法に基づき、国土交通大臣の指定試験機関の一般財団法人全国建設研修センターが実施する。
土木の受検者数・合格者ともに過去最多
今年度の2級学科試験の種別「土木」は、2017年10月22日全国20地区・21会場で実施された。
試験結果は、以下の通り。
受検者数:7,618人、前年比8.1%増
合格者数:4,398人、同81.6%増
合格率:57.7%、同23.4ポイント増
受検者数・合格者ともに過去最多で、合格率も大幅に増加した。
このうち高校生は、以下の通り。
受検者数:5,102人、前年比11.3%減
合格者数:2,819人、同57.8%増
合格率:55.3%、同24.2ポイント増
受検者数は減少したものの、合格者は過去最多で、合格率も大幅に増加した。
鋼構造物塗装と薬液注入の学科試験は、全国4地区・4会場で実施された。
鋼構造物塗装は、受検者数7人、合格者数0人であった。薬液注入の受検者数は、0人だった。
合格基準は、どの種別も40問中24問以上の正解、である。
2級学科・実地同日受検者の合格発表は、2月1日とのこと。
また、今年度第2回学科試験は、2018年2月25日「土木」のみ実施される。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/