2017年12月20日、株式会社日立システムズ(以下、日立システムズ)と株式会社平山(以下、平山)は、製造業向けサービスの分野で協業し、両社の製品・サービス・ノウハウを組み合わせた「現場改善支援サービス」(以下、同サービス)を、販売開始すると発表した。
近年は、製造業における生産設備の稼働状況を、IoTを活用してリアルタイムで把握したり、実績データを自動管理したりするシステムのニーズが高まっているが、中堅・中小企業の現場担当者は多忙で、ITやIoTに精通した人材もいないため、システム導入に課題があった。
平山は、製造コンサルティングやインソーシング(製造請負)事業などを手がけており、同社のコンサルタントが、ビデオ撮影などを通じて、工場や生産ラインにおける設備の設置場所、実際の在庫管理作業や棚卸し作業などを診断・分析し、さまざまな問題点を抽出して改善案を作成する。
その際、日立システムズの「FutureStage 製造業向け生産管理システム」(以下、同システム)やIoT関連サービスなどを活用して、各設備に設置したセンサーにより生産実績データなどを収集し、工程の進捗をリアルタイムに把握することで、ボトルネック工程の改善支援や、収集した生産実績データの自動入力などで、作業効率を改善する。
さらに、設備が故障する前に適切なメンテナンスを実施するとともに、同システムの台帳データや部品マスターの整備代行、IoT活用に向けたセンサーの取り付け、外、継続的に現場改善活動を行う。
(画像はプレスリリースより)
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日立システムズ ニュースリリース
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