岩手県一関市との協働により食糧とエネルギーの自給に貢献する地域創生を推進
2017年12月13日、リニューアブル・ジャパン株式会社、東急不動産株式会社および日本アジア投資株式会社は、岩手県一関市の国営開発農地(以下、同農地)において、大規模ソーラーシェアリング事業を開始するため、吉高太陽光発電所および鈴ヶ沢太陽光発電所を着工したと発表した。
同農地は、1982年度~2001年度にかけて、東北農政局が実施した国営農地開発事業により造成されたもので、大規模ソーラーシェアリング事業(以下、同事業)では、同農地を有効活用して、太陽光発電と小麦・大麦の栽培を両立することを目指している。
大規模ソーラーシェアリング事業の特徴
同事業では、パネルの高さを地上3.5メートル以上に設置しパネル下でトラクターやコンバイン等の農業機械を使用できるため、パネル下で付加価値の高い小麦・大麦の有機栽培や特別栽培などが可能だ。
また、吉高太陽光発電所は太陽電池出力2,629.88kW・年間想定発電量3,044,867kWh、鈴ヶ沢太陽光発電所は太陽電池出力2,629.88kW・年間想定発電量3,030,975kWhで、合計の想定年間発電量は一般家庭約1,268世帯分の年間使用量に相当し、CO2を年間約3,290t-CO2削減するとのこと。
(画像はリニューアブル・ジャパン公式ホームページより)
▼外部リンク
リニューアブル・ジャパン ニュースリリース
http://www.jaic-vc.co.jp/vcms_lf/jrelease_20171213.pdf