JFEスチール TMCP鋼材・HBL440の製造板厚を拡大

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JFEスチール TMCP鋼材・HBL440の製造板厚を拡大

2013年09月21日 21:00

50~100mmまで製造可能に

JFEスチールはJFEスチール株式会社は9月18日、建築構造用高性能590N/mm2級TMCP鋼材「HBL(R)440」の製造板厚範囲を100mmまで拡大し、国土交通大臣の認定を取得したことを発表した。

「HBL(R)440」はJFEスチールの先端技術であるオンライン加速冷却装置「Super-OLAC(R)」を活用し、多段熱処理工程を省略した商品。板厚19~50mmまでの商品を2012年5月に販売開始していたが、今回50~100mmまでの極厚領域の開発を完了した。

溶接施工性向上

「HBL(R)440」はTMCP(Thermo-Mechanical Control Process:熱加工制御)技術を適用することによって、溶接割れ感受性組成を低く抑えることができる。従来製品である「SA440」と比較すると余熱条件が緩和されるなど、溶接施工性が向上している。

JFEスチールは高層ビルや大規模建築物等での採用を目指す、としている。

▼外部リンク

 

JFEスチール株式会社 ニュースリリース
http://www.jfe-steel.co.jp/release/2013/09/130918.html

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