インドネシアのプロジェクトを受注
東洋エンジニアリング株式会社は、この度、ナフサを原料とするエチレンプラントにおいて、インドネシアのチャンドラ・アスリ・ペトロケミカルより能力増強プロジェクトの一括受注をしたことを発表した。
このエチレンプラントは、現在ジャワ島西部チレゴン近郊で稼働している。
エチレンプラント能力増強プロジェクトとは
今回受注したのは、東洋エンジニアリングが1990年代に建設したプラントの増強計画における詳細設計、調達、建設工事一括だ。このプロジェクトにより、現在年産60万トンのものが86万トンへと増強される。
東洋エンジニアリングは、昨年7月にはこのプロジェクトのFEED業務を任されており、同プラントの建設実績やFEEDでの評価から、今回一括受注することとなった。今後は、東洋エンジニアリングとグループ会社のイーカーペーテー(IKPT)が本案件の受注者となり、プロジェクトが進められる。
受注概要は以下の通りだ。
<受注概要>
【客先】 チャンドラ・アスリ・ペトロケミカル社
(PT.Chandra Asri Petrochemical Tbk.)
【受注者】東洋エンジニアリングとIKPT
【建設地】インドネシア ジャワ島西部 チレゴン近郊 アニエール
【対象設備】エチレンプラント 年産60万トンから86万トンへ
の能力増強並びに付帯用役設備の能力増強
【役務内容】詳細設計、機器資材の調達および工事までの一括
請負
【完成予定】2015年末
【客先】 チャンドラ・アスリ・ペトロケミカル社
(PT.Chandra Asri Petrochemical Tbk.)
【受注者】東洋エンジニアリングとIKPT
【建設地】インドネシア ジャワ島西部 チレゴン近郊 アニエール
【対象設備】エチレンプラント 年産60万トンから86万トンへ
の能力増強並びに付帯用役設備の能力増強
【役務内容】詳細設計、機器資材の調達および工事までの一括
請負
【完成予定】2015年末
(プレスリリースより)
インドネシアでのビジネス拡大に向けて
インドネシアでは、現在約2億4千万人の人口を抱えるなか、著しい経済成長を遂げている。
そんなインドネシア市場では、石油化学品の需要の高まりから、さまざまなエチレンの下流設備の計画が進行しているという。近いうちに、インドネシア初となるブタジエンプラントも完成予定だ。
東洋エンジニアリングは、カリマンタン島、スマトラ島、スラウェシ島の大型肥料案件を現在おこなっており、今後も、IKPTとともに、さらなるビジネス拡大に向けて進んでいく方針だ。
▼外部リンク
東洋エンジニアリング株式会社によるプレスリリース
http://www.toyo-eng.co.jp/ja/company/news/2013/