GMOクラウドなど、「IoT対応のゴミ箱」の実証実験を実施

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GMOクラウドなど、「IoT対応のゴミ箱」の実証実験を実施

2017年12月06日 13:00

ゴミの滞留を遠隔から見える化し、ゴミ収集業務を効率化

2017年12月5日、GMOクラウド株式会社(以下、GMOクラウド)と、ハウステンボス株式会社(以下、ハウステンボス)および株式会社hapi-robo st(以下、ハピロボ)の3社は、IoT技術を活用してリモートでゴミの量を把握できる「スマートゴミ箱(仮称)」(以下、同ゴミ箱)を、日本最大のテーマパークであるハウステンボス内のアムステルダムシティ全域に設置し、その有用性を探る実証実験(以下、同実証実験)を開始したと発表した。

ゴミ箱のゴミを収集する際に、一般的には、その都度ゴミ箱まで行って作業するが、ゴミが溜まっていない場合には、単にゴミ箱の中を確認に行くだけの無駄な業務が発生している。

同ゴミ箱は、GMOクラウドの「IoTの窓口byGMO」とハピロボが共同開発したもので、インターネットを介して遠方からゴミの溜まり具合を把握できるため、ゴミ収集業務が効率化される。

「スマートゴミ箱」実証実験の概要

同ゴミ箱は、ゴミの量を検知するセンサーが搭載されており、PCやスマートフォンなどにより、遠隔からインターネットを介してゴミの滞留を正確に検知できる。なお、「ゴミ箱の内側にさらにゴミ箱を実装するタイプ」と「ゴミ箱の内側に袋をぶら下げるタイプ」などの多様なゴミ箱の種類に対応できる「汎用性」がある。

また、ゴミの量が一定量を超えた際に、スタッフが装着しているヒアラブルデバイス(無線イヤホン)にメールを自動送信し、読み上げて通知する機能も備えているため、作業中でPCやスマートフォンを使用できないスタッフも、ゴミ箱を開けずにゴミの溜まり具合を確認できる。

同実証実験では、ハウステンボス内のアムステルダムシティ全域(約4万2000平方メートル)のゴミ箱36個のうち、18個を同ゴミ箱に交換し、ゴミが一定量を超えた際にスタッフのヒアラブルデバイスへ通知する/しない日別に「ゴミ箱を確認しに行く回数」を計測・比較し、業務負担の軽減度合いを検証する。

なお、平日/土日祝日や繁忙期など、来場者数の変化にも対応できるかを検証するため、スタッフにゴミの量を通知する/しない日をそれぞれ複数設定して計測する。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

GMOクラウド プレスリリース
https://ir.gmocloud.com/news/press/gmo-hs/171205_2781.html

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