増加する国内エネルギー需要に対応するため、国内ガス供給網の整備が重要課題
2017年12月4日、日揮株式会社は、同社のインドネシア共和国・現地法人JGCインドネシア社および同国PT Rekayasa Industri社と共同で、インドネシア国営石油会社であるPT Pertamina(Persero)社傘下のPT Pertamina EP Cepu 社(以下、PEPC社)が計画するガス処理プラント建設プロジェクト(以下、同プロジェクト)に係わるEPC役務を受注したと発表した。
同国政府は、増加する国内エネルギー需要に対応するため、国内ガス供給網の整備を重要課題としており、同プロジェクトは同政策に沿った国家戦略的プロジェクトに位置付けられている。
プロジェクトの概要
同プロジェクトでは、PEPC社等が保有する同国の東ジャワ州ボジョネゴロ近郊のJambaran – Tiung Biru ガス鉱区において、日量330百万立方フィートの高酸性ガス(硫化水素1パーセントおよび二酸化炭素34パーセントを含む)を処理し、日量172百万立方フィートのセールスガス、およびコンデンセートなどを生産する設備を建設する。
また、同設備で精製されたセールスガスは、主に、国営電力会社が東ジャワ州において建設を計画しているガス火力発電所で使用される予定だ。
(画像は日揮公式ホームページより)
▼外部リンク
日揮 ニュースリリース
http://www.jgc.com/jp/DisplayHtml/view/237