YKK APは11月28日、設計・施工者向けウェブサービス「断熱・気密ナビ」をオープンした。
同サービスは、建築雑誌「ディテール」を発行する彰国社とのコラボレーションによるもの。
住宅に求められる断熱レベルや快適性などについて、各部位の納まりや施工手順などの図面・イラストなどとともに、わかりやすく学ぶことができるウェブサービスとなっている。
サービスの内容は、「設計」「施工」「知識」の3テーマで構成。このうち「設計」に関しては、HEAT20「G1」「G2」相当の性能に対応したメソッドを、部位別にイラスト図面で紹介。YKK APが推奨する高性能樹脂窓「APW」など、同社商品ページへのリンクも設けられている。
また「施工」においては、設計した内容を実際に現場で形にするためのポイントを、施工手順で追いながらわかりやすいイラストで説明。データはPDF形式で出力できるため、図面を印刷し、施工現場で打ち合わせに使用する・壁などに掲示するといった活用も可能だ。
加えて「知識」に関しては、Q&A形式ですすんだ住宅づくりに必要な断熱・気密の知識を紹介。断熱・気密性能と身体との関係をはじめ、省エネ基準の概要やエリアごとに求められるスペックなどを学ぶことができる。
YKK APではこの断熱・気密ナビを通じ、設計・施工者にポイントを抑えながら効率良く学んでもらうことで、省エネかつ快適な住宅づくりの普及に貢献していきたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
YKK AP プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000267.000006735.html