新日鉄住金エンジニアリングなど、タイでホンダ向けエネルギー供給プロジェクトII期工事が竣工

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新日鉄住金エンジニアリングなど、タイでホンダ向けエネルギー供給プロジェクトII期工事が竣工

2017年12月01日 13:00

コージェネレーション設備エンジニアリングに加え、設備の操業サービスを提供

2017年11月30日、新日鉄住金エンジニアリング株式会社と大阪ガス株式会社は、子会社Osaka Gas Singapore Pte. Ltd.を通して共同出資するタイ王国現地法人NS-OG Energy Solutions (Thailand) Ltd.が、Honda Automobile(Thailand)Co., Ltd.プラチンブリ工場向けオンサイトエネルギー供給プロジェクト(以下、同プロジェクト)のII期工事を竣工し、11月からエネルギー供給を開始したと発表した。

同プロジェクトでは、コージェネレーション設備エンジニアリングとともに、運営・維持管理などの設備操業サービスを提供する。

同プロジェクトI期工事では、2015年7月に冷凍機と温水ボイラによる冷温水の供給を開始し、今回の竣工によって、全てのオンサイトエネルギー供給が可能となった。

プロジェクトの概要

同プロジェクトでは、ガスエンジンで発電した後の排熱から蒸気・温水の双方を回収し、冷温水として供給する高効率ガスエンジン・コージェネレーションシステムを導入し、発電出力7,800kW・温水供給能力2,300kW・冷水供給能力2,700kWであり、15年間に亘って電気と熱(温水、冷水)を供給して、工場内の省エネを図る。

これにより、CO2削減量5,000t-CO2/年が見込まれ、地球温暖化防止に向け大きな効果が期待される。

また、系統電圧が低下した際には速やかに自立運転に移行して、非常用電源として単独でエネルギー供給を継続することが可能なため、工場の操業安定化にも貢献できる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

新日鉄住金エンジニアリング ニュースリリース
http://www.eng.nssmc.com/news/2017/20171130.html

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