2017年11月27日、積水化学工業株式会社・住宅カンパニーのグループ会社である東北セキスイハイム不動産株式会社と株式会社ヘルシーサービスは、サービス付き高齢者向け住宅「ハイムガーデン仙台泉」(以下、同住宅)を竣工し、12月7日より開所すると発表した。
同住宅は、仙台市泉区に所在し、東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授が健康寿命の伸長を目的に提唱している「生涯健康脳」の考え方に基づき、「話食動眠(わしょくどうみん)」のコンセプトを導入して設備・設計を建物および外構に施したサービス付き高齢者向け住宅だ。
なお、「話食動眠」とは、脳の活性化や機能維持のための重要な生活習慣として「会話」「食事」「運動」「睡眠」をあげ、健康な生活をより長期化させるという考え方だ。
同住宅は、日常生活にサポートが必要な高齢者向けの「一番館」(30戸)と、健康な暮らしを長く続けたい入居者向けの「二番館」(18戸)の2棟あり、「一番館」では、要介護認定を受けた、あるいは認知症の入居者が安心・安全に暮らせるよう、専任スタッフが24時間365日体制でサポートする。
また、「二番館」では、運動機能の維持と改善のための「うちジム」などが設けられ、健康な期間をできるだけ長くする住環境とそのためのサポート体制があり、夫婦での入居も可能だ。
各居室はバリアフリーで、火の元が安心なIHキッチン・介助もしやすいトイレ空間・車イスでも使える洗面化粧台・緊急通報装置などを設置しており、高気密・高断熱な建物で、一年じゅう建物内のどこにいても温度差が少ない環境で安全、快適に生活できる。
さらに、建物は耐震性が高い鉄骨ユニット工法のため、大地震などの災害時には入居者やスタッフの安心・安全を確保できるとともに、2棟合計で17kWの大容量PVと、建物とEVの間で電力をやりとりできるVtoHシステムを採用しているため、通常時には建物の電気代を節約し、災害時にはEVに蓄電されている電力を使用できる。
(画像はプレスリリースより)
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積水化学 プレスリリース
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