2017年11月22日、JFEスチール株式会社(以下、JFEスチール)、JFEエンジニアリング株式会社(以下、JFEエンジニアリング)、リバースチール株式会社(以下、リバースチール)、JFE鋼材株式会社(以下、JFE鋼材)、JFEテクノス株式会社(以下、JFEテクノス)およびサンキン株式会社(以下、サンキン)は、JFEスチールの100%子会社であるリバースチールの各事業を、2018年4月を目途に、再編(以下、同再編)することについて、検討に入ることで合意したと発表した。
同再編の目的は、リバースチールが行っている各事業について、事業領域ごとに集約して規模を拡大するとともに、コア技術の融合を図り、競争力をさらに強化することだ。
引抜鋼管を製造し販売する鋼管事業では、リバースチールの子会社を設立し、当該子会社株式をリバースチールからサンキンに譲渡して、鋼管事業をサンキンに移管する。
この狙いは、事業規模を拡大し、リバースチールおよびサンキンの強みを活かした製造拠点運用により競争力を強化することと、有力な鋼材商社であるサンキンの営業力を活用することだ。
また、厚板を中心とする各種鋼材を加工し販売する鋼材事業および不動産賃貸事業では、会社合併により鋼材事業および不動産賃貸事業をJFE鋼材に移管する。この狙いは、リバースチールとJFE鋼材の経営資源を活用して幅広い鋼材加工事業を展開することと、リバースチールの厚板複合加工技術をJFEスチールグループ内で融合・活用することだ。
さらに、橋梁補修工事等の建設工事と建設資材を販売する建設事業では、今後の成長が見込まれる橋梁補修事業でリバースチールおよびJFEテクノスの技術力・営業力を融合して事業拡大するために、会社分割により建設事業をJFEテクノスに移管する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
JFEスチール ニュースリリース
http://www.jfe-steel.co.jp/release/2017/11/171122.html