遠隔で多拠点の空調機器を24時間365日一元管理
2017年11月21日、三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社は、インターネットを介して遠隔で空調機器の状態を監視し省エネ制御を可能にするサービス「M-ACCESS(エム-アクセス、Mitsubishi-internet-Access)」(以下、同サービス)を、2018年1月から開始すると発表した。
同サービスは、24時間365日、遠隔地にある空調機器の運転状態を見守り、店舗やオフィスビルのトータルマネジメントをサポートする。
「M-ACCESS(エム-アクセス)」の概要
同サービスでは、クラウド型ゲートウェイ機器を採用した遠隔監視システムで、IoT(モノのインターネット)技術により、パソコンやタブレット端末を利用して、遠隔地にある空調機器を監視・操作できる。さらに、ビル用マルチエアコンだけでなく、店舗用パッケージエアコンやルームエアコン、暖房機など、多種多様な空調機器の接続が可能だ。
また、設定温度シフトや運転モード変更などの基本的な省エネ機能の外に、空調機の消費電力を電子化してグラフ表示画像などを配信するサイネージ機能や、あらかじめ設定した年間消費電力量と天気予報情報に基づく消費電力量最適化機能により、ビル全体のきめ細かいエネルギーマネージメントが可能だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱重工 ニュースリリース
https://www.mhi.co.jp/news/story/1711215902.html