日本IBM、川崎重工の航空機用部品製造のIoT活用にRFID「Mojix」を採用

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日本IBM、川崎重工の航空機用部品製造のIoT活用にRFID「Mojix」を採用

2017年11月21日 12:00

広範囲な空間において位置情報のデータを収集

2017年11月20日、日本アイ・ビー・エム株式会社は、川崎重工業株式会社航空宇宙カンパニー(以下、同カンパニー)の岐阜工場における航空機用部品製造ラインに、広範囲な空間をカバーできるRFIDシステム「Mojix STAR System」(以下、同システム)が採用され、稼働を開始したと発表した。

同カンパニーは、IoTを活用した生産革新活動において、生産情報を活用する基盤を試行開発しており、部品等の所在に関するデータ収集においては、位置情報を確実に測定でき、電波干渉を発生することなく、システム拡張や変更にも柔軟かつ安価に対応できるシステムを求めていた。

Mojix STAR Systemの概要

同システムは、航空機の胴体パネルの製造ラインにおいて、工場内に多数のアンテナを設置して部品に取り付けたタグからデータ収集を行うもので、送信機の座標・受電電波強度や入射角からタグの位置情報を測定して、生産進捗管理や所在管理等を支援する。

また、タグに電力を供給する送信機とタグからのデータを読み取る受信機を独立した装置に分けているため、システム拡張や変更を柔軟かつ安価に対応できる。

(画像は日本IBM公式ホームページより)

▼外部リンク

 

日本IBM ニュースリリース
http://www-03.ibm.com/

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