木密地域を解消し、防災力向上を目指す
2017年11月20日、千住一丁目地区市街地再開発組合、三菱地所レジデンス株式会社、三菱倉庫株式会社、杉本興業株式会社は、東京都足立区において「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業」(以下、同事業)を着工したと発表した。
現在の同事業計画地は、老朽化した建物が密集しており、オープンスペースが少なく緊急車両の接近が困難であるなど、防災と安全の両面で課題を抱えている。
同事業は、多世代が住み続け、新たな居住者の受け入れも可能な都市型住宅の整備を目的として、2014年に再開発準備組合を設立し、2015年に都市計画を決定した。2016年には、再開発組合設立認可(事業計画認可)や定款・事業計画変更認可、権利変換計画認可がなされ、竣工は2020年12月を予定している。
「千住一丁目地区第一種市街地再開発事業」の特長
同事業は、地上30階地下1階建の約3,400平方メートルの敷地に、184戸住宅・商業・子育て支援施設等を建設し、既存環境と融合しながら更なる賑わいを創出する複合再開発事業だ。
また、JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレスの5路線が利用可能な「北千住」駅から徒歩3分で、同駅西口より約150mの旧日光街道(本町センター通り商店街)に面した好立地条件であり、周辺街路を拡幅して歩道状空地を整備し安全な歩行空間を確保し、街の魅力・居住環境・防災性の向上を図るとのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三菱地所レジデンス ニュースリリース
http://www.mec-r.com/news/2017/2017_1120.pdf