国土交通省は11月17日、8月19日から9月8日にかけて1級・2級建設機械施工技術検定「実地試験」を実施し、合格者を決定した、と発表した。
1級・2級建設機械施工技術検定は、建設業法に基づき、国土交通大臣の指定試験機関「一般社団法人日本建設機械施工協会」が実施している。
今年度の建設機械施工技術検定「実地試験」は、2017年8月19日~9月8日にかけて、全国10地区・13会場で実施された。
1級実地試験の結果は、以下の通り。
受検者数:1,540人、前年度比32.6%増
合格者数:1,296人、同28.6%増
合格率:84.2%、同2.6ポイント減
受検者数、合格者数ともに前年度より大きく増加した。合格者数は、1990年度の1,537人以降最多であった。しかし、合格率は、昨年度の86.8%より2.6ポイント下降した。
1級の合格基準は、操作施工法2科目および組合せ施工法について、各々60点以上である。
2級実地試験の結果は、以下の通り。
受検者数:5,103、前年度比1.3%増
合格者数:4,305、同2.8%減
合格率:84.4%、同3.5%減
受検者数はやや増加したものの、合格者数・合格率は前年度より減少した。
2級の合格基準は、操作施工法について、70点以上である。
実地試験の合格者には合格通知書を、不合格者には不合格の旨と成績の通知を、一般社団法人日本建設機械施工協会より送付する。また、官報で受検番号を公告し、同時に同協会のホームページ・本部・支部等に掲示する。
なお、試験問題内容、個人得点等に関する問い合わせには一切応じていない。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/