「平木尾池水上太陽光発電所」が完成し、売電事業を開始
三井住友建設株式会社は11月15日、香川県木田郡三木町において、「平木尾池水上太陽光発電所」が完成し、11月9日竣工式を行い、売電事業を開始した、と発表した。
農業用ため池で、2.6MWの水上太陽光発電
三井住友建設は、香川県木田郡三木町の平木尾池(農業用ため池)に、同社が開発した水上太陽光フロートシステム「PuKaTTo(プカット)」を利用し、2.6MWの太陽光発電所「平木尾池水上太陽光発電所」を建設した。施工は、SMCテック株式会社が担った。
全発電量を、固定価格買取制度(FIT)を活用して売電する。売電事業期間は、2017年11月~2037年10月までの20年間である。
同社は、香川県農政水産部からの委託により、2014年フロートを用いた「ため池」での水上太陽光発電の実証実験を開始した。2015年水上太陽光発電用フロート「PuKaTTo」を開発・販売し、今回を含め国内4件、海外2件の実績がある。
今回の事業は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町における同社工場の有休地を活用した陸上太陽光発電所に続き、2番目となる同社事業とのこと。
同社は、建設事業以外の収益源として再生可能エネルギー事業を展開し、収益構造を重層化するという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三井住友建設株式会社のニュースリリース
http://www.smcon.co.jp/2017/111520299/