持続的で健全な水道事業の実現をサポート
2017年10月26日、愛知時計電機株式会社(以下、愛知時計電機)と華為技術日本株式会社(以下、ファーウェイ・ジャパン)は、IoT向けLPWA(省電力広域無線ネットワーク)の1つであるNarrow Band IoT(以下、NB-IoT)の水道検針への活用に向けて、技術検証を進めると発表した。
次世代LPWA通信と呼ばれるNB-IoTを活用することで、自動検針を行うとともに使用量を見える化し、利用者サービスや水道管網管理等の向上を図り、持続的で健全な水道事業をサポートしていく。
NB-IoTによる自動検針について
愛知時計電機の経営企画室室長によると、日本では水道メーターの自動検針は、通信の信頼性やコスト・メンテナンスの煩雑さなどで、顧客の満足を得られず普及は限定的であったが、海外のLPWA実証実験を調査し、土中に設置される水道メーターに適したファーウェイのNB-IoT技術に着目し、共同で技術検証を進めてきたとのこと。
なお、愛知時計電機とファーウェイ・ジャパンの2社は、2017年10月26日から高松市で開催されている一般社団法人日本水道工業団体連合会主催 高松水道展 2017で、擬似的に遠隔地から水道使用量等のデータを自動検針する様子をデモンストレーションするとともに、震災時に水道配管の被災状況を確認できる仕組みを提案する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
愛知時計電機 ニュースリリース
http://www.aichitokei.co.jp/news/20171026/