独立採算制の公共機関運営権を取得
JFEエンジニアリングなどが10月30日、浜松市との間で公共施設等運営権実施契約を結んだ。請け負った事業は、「浜松市公共下水道終末処理場(西遠処理区)運営事業の履行」。
先般、静岡県の流域下水道事業から浜松市に移管された「浜松市公共下水道西遠処理区」の主要施設である西遠浄化センター、浜名中継ポンプ場、阿蔵中継ポンプ場の修繕・改築を含む運営を行うもの。
この事業は、施設の所有権を公的機関に残したまま、民間企業が費用を回収する独立採算型の「コンセッション方式」の上下水道事業の第1号案件となる。
6社のノウハウを活用し、持続可能な下水道事業を目指す
今回の事業に向けて、ヴェオリア・ジャパン、ヴェオリア・ジェネッツ、JFEエンジニアリング、オリックス、須山建設、東急建設の6社が、「浜松市公共下水道終末処理場(西遠処理区)運営事業」における運営権者として「浜松ウォーターシンフォニー株式会社」(以下「HWS」)を設立し、契約を締結した。
今後は事業の開始日である2018年4月1日に向けて、円滑な業務引き継ぎ作業を行い、HWSの株主各社のノウハウを最大限に活用し、持続可能な下水道事業の運営を目指す。
(画像は、JFEエンジニアリングのホームページより)
▼外部リンク
ヴェオリア・ジャパン株式会社、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、オリックス株式会社、須山建設株式会社、東急建設株式会社のプレスリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20171030094505.html