野村不動産パートナーズは10月20日、野村不動産の分譲マンション「プラウド」にて、業界標準を超える長期間の保証が付いた大規模修繕工事「re:Premium(リ・プレミアム)」の販売を開始したと発表した。
「re:Premium」は長期保証によって、経年劣化などによる大規模修繕工事の実施サイクルを引き伸ばし、建物のライフサイクルコストを削減するサービス。修繕積立金が従来より少額に抑えられるだけでなく、削減したコストで共用部のグレードアップ工事を行うなど、居住者の満足感を高めることができる。
マンションは築年数が長くなると大規模な修繕が必要となるが、計画通りに修繕が行われる事例は半分に満たないのが現状だ。
その主な要因として高額な工事費と、さまざまな人が居住するため管理組合の合意を得るのが困難なことが挙げられる。修繕工事に伴って「経済的負担」と「心理的負担」という、大きな負担が強いられている。
野村不動産パートナーズが元請工事を実施する「re:Premium」は、最大15年の長期保証を実現した。これによって一般的に12年ごとに計画される修繕工事のサイクルを「16年~18年ごと」に延長でき、修繕工事の総工事回数を減少させることが可能となる。
また、一般的な長期修繕計画の約2倍となる竣工後60年までの「超長期修繕計画」を策定し、将来必要となる工事時期と必要経費の見える化も実現した。
野村不動産パートナーズは「re:Premium」の提供を通じてマンション所有者に、
(プレスリリースより)
と述べている。
(画像はプレスリリースより)
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野村不動産パートナーズ株式会社のプレスリリース
http://www.nomura-pt.co.jp/