全国のパソコン工房26店舗でこのたび、福井コンピュータの建設バーチャルリアリティ(VR)システム「TREND-CORE VR」の店頭デモンストレーションがスタートした。産業用VRの価値を身近に感じてもらうことで、発注者や協力会社との打ち合わせ、住民説明、安全教育や入場者教育などの各場面における、土木施工業界の3次元化を後押しするのが狙いだ。
福井コンピュータのTREND-COREは、CIMモデルの構築を通じ、建設・土木施工業務の高度化を支援するアプリケーション。4D施工ステップによる施工手順の見える化や、i-Constructionで利用する3次元設計データの作成に加え、発注者や地元住民への合意形成で大きな助けとなるビューア出力にも対応している。
TREND-CORE VRは、このTREND-COREで作成した3次元モデルデータをもとに、まるで工事現場に立っているかのようなVR体験を実現するものだ。
同システムは3Dモデル空間の「ウォークスルー体験機能」「模型閲覧体験機能」を標準搭載しているほか、TREND-COREで配置したアニメーション付き3D部品の再生機能も搭載しており、臨場感のあるシミュレーションが可能。ヘッドマウントディスプレイごしに今までにない視点で現場を見ることで、安全・品質・工程など、各方面での品質向上につなげることができるという。
今回、パソコン工房ではこの建設VRシステムを、全国26店舗のVR体験コーナーに設置。ヘッドマウントディスプレイには、360度の動作追跡を可能にする32のヘッドセンサー、ならびに2160×1200の解像度と90Hzのリフレッシュレートによるグラフィックを採用した「HTC Vive」が用意されており、スムーズなアクションでVRを体感することが可能だ。
なお、このTREND-CORE VRの店頭デモは予約制となっており、体験には福井コンピュータへの申し込み、ならびに当日における同社スタッフの同席が必要となる。店頭デモの対象店舗および申し込み・問い合わせは、下記同社サイトを参照のこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ユニットコム プレスリリース(アットプレス)
https://www.atpress.ne.jp/news/140899
福井コンピュータ VRを体験しよう!
http://const.fukuicompu.co.jp/