宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司より
新日鉄住金エンジニアリング株式会社は9月12日、中国・宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司より自動車専用の溶解亜鉛めっき鋼板製造ライン(Continuous Galvanizing Line:CGL)を受注したことを発表した。
新日鉄住金エンジニアリングはCGKの設計・製造を担当する。生産能力は年間42万トンで、稼働時期は2015年8月の予定。
宝鋼新日鐵自動車鋼板有限公司は新日鉄住金株式会社と宝山鋼鉄株式有限公司の合弁会社で、今回のCGLの新設は中国における日本車の販売回復と中国日系自動車メーカーの高級鋼板需要拡大に伴うもの。新日鉄住金エンジニアリングは連続焼純ライン1基とCGL2基を納入した経験を持ち、技術が評価された結果となる。
今後も海外での受注獲得に注力
新日鉄住金エンジニアリングは鋼板処理分野で今後も海外事業展開向けに高級鋼板処理設備をメキシコ・タイ・インド・中国で立ち上げる予定としている。
▼外部リンク
新日鉄住金エンジニアリング株式会社 ニュースリリース
http://www.eng.nssmc.com/news/detail/193