下地島空港国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業
2017年10月11日、三菱地所株式会社は、沖縄県宮古島市伊良部地区の下地島空港(以下、同空港)における国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業(以下、同事業)について、2017年10月11日に「下地島空港旅客ターミナル施設」(以下、同施設)新築工事に着手し、地鎮祭を開催したと発表した。
同事業は、同空港のターミナルを国際線・国内線の旅客施設として整備するとともに、プライベート機等の受入を行うもので、同社が沖縄県へ2015年12月に事業実施に提案し、2017年3月に基本協定を締結していた。同施設の開業は2019年3月の予定だ。
国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業の概要
同空港は、パイロット訓練飛行場として活用されているが、同事業は、国内屈指のリゾート地として人気の高い宮古諸島を、国際的なリゾート地へと成長させるため、国際線機能を整備するものだ。
このため、豊かな緑や自然の光、あるいは自然の風を取り込んで、リゾート感を演出した空港施設とし、ターミナル正面にレンタカーの乗り出し・返却エリアを整備する等、観光客の使い勝手に配慮している。
また、同施設では、全国で初めて、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した大判パネルCLTを屋根の構造材に採用し、地域の森林・林業再生へ貢献する。
さらに、「ネット・ゼロ・エネルギービル」に取り組んで、一次エネルギー消費を68%減らす計画であり、「エコアイランド宮古島」に相応しい施設を目指す。
(画像はプレスリリースより)
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三菱地所 ニュースリリース
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