高い省エネ効果と遮音性
YKK AP株式会社(東京都千代田区)は、11日、省エネ効果と遮音性の高い、業界初のビル専用エコ内窓「Biew(ビュー)」を発売することを発表した。
これは、既存の窓の室内側に後付けするだけの手軽な施工で、高い断熱性を実現するもの。ビルの空調設備の年間電気使用量を、最大で約40%削減する高い省エネ改装が可能になる。
(画像はニュースリリースより)
二重窓化で様々な窓に対応
「Biew」は、既設の窓を二重窓化することにより、空調設備の年間電気使用量を大幅に削減できるほか、室外の騒音を最大35dB低減することも可能。
取り付けは、引違い窓2枚建、3枚建、4枚建、FIX窓を組合せ、様々な窓に対応している。引違い窓形式のため、窓を開けた換気やガラスの清掃も行える。
取り付け簡単 すっきりとした意匠
工事は、既設窓の室内側の額縁部分にねじで固定するだけの簡単なもの。取り付けスペースが確保できれば様々な開口部に対応できる。
また、スリムなデザインのアルミフレームの採用で、ガラス面は大きく確保されるため、圧迫感を感じさせないすっきりとした意匠だ。
住宅エコポイントや震災以降の省エネ意識の高まりから、木造戸建住宅では、内窓を設置することが多くなっていたが、同社は、この「Biew」でオフィスビル等の非居住建築物においても、高い意匠性と快適な空間を実現する手軽な省エネ改装を提案するとしている。
▼外部リンク
業界初 ビル専用のエコ内窓「Biew(ビュー)」発売
http://www.ykkap.co.jp/company/japanese/news/