長期的な維持管理の改善を目指して!共同研究により超高耐久橋梁を開発!

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長期的な維持管理の改善を目指して!共同研究により超高耐久橋梁を開発!

2013年09月15日 10:00

超高耐久橋梁を共同開発

西日本高速道路株式会社と三井住友建設株式会社は、この度、非鉄製の橋梁である超高耐久橋梁を共同開発したことを発表した。

この橋梁は、鋼材を使用せず、すべての部材に腐食やさびに強い新素材を用いることで、高い耐久性を実現させている。

(ニュースリリースより)

超高耐久性の新素材

両社が今回共同開発したものには、以下のものがあげられる。

・新たなコンクリート材料の開発
・新たな緊張材の定着工法の開発
・非鉄製の橋梁構造の開発
・非鉄製の壁高欄の開発
(ニュースリリースより)

両者は、高耐久性橋梁を実現するために、設計基準強度80N/m㎡の高強度繊維補強コンクリートを開発し、腐食しないアラミドFRPロッドを緊張材に使用することを考案した。このコンクリート材と緊張材により、高耐久を実現する非鉄製橋梁を造りだしたのだ。

さらに、壁高欄においてもこのコンクリート材とアラミドFRPロッドが使用され、車両衝突にも耐えることが証明されている。

新技術の今後の展開

今後は、この超高耐久橋梁技術の最適なプロポーションを追求するとともに、実際の橋でさまざまな検証をおこなっていく予定だ。

検証を重ねたうえで新しい橋梁へ適用することで、社会インフラの維持管理改善にも期待が寄せられている。

また、今後は取替床版等の更新用部材として利用することも視野に入れ、その実用化に向けて検討していく方針だ。

▼外部リンク

 

三井住友建設によるニュースリリース
http://www.smcon.co.jp/2013/09116433/

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