大京、共同住宅プロジェクトが2017年度サステナブル建築物等先導事業として採択決定

更新1121

  1. 建設・設備求人データベースTOP>
  2. ニュース>
  3. 大京、共同住宅プロジェクトが2017年度サステナブル建築物等先導事業として採択決定

大京、共同住宅プロジェクトが2017年度サステナブル建築物等先導事業として採択決定

2017年10月12日 05:15

省エネ・省CO2や、木造・木質化による低炭素化に係る先導的な技術の普及啓発に寄与する住宅・建築物

2017年10月10日、株式会社大京は、「(仮称)芦屋サステナブル共同住宅プロジェクト」(以下、同プロジェクト)が、国土交通省による「2017年度(第1回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」(以下、同事業)として採択されたと発表した。

同事業は、住宅・建築物において、「サステナブル性」という共通価値観を有する省エネ・省CO2や、木造・木質化による低炭素化に係る先導的な技術の普及啓発に寄与する住宅・建築物のリーディングプロジェクトを公募し、整備費等の一部を補助し支援するもの。

採択にあたっては、国立研究開発法人建築研究所のサステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)評価委員会による評価結果に基づき国土交通省が決定する。

なお、2017年度(第1回)公募は、2017年4月24日から6月9日まで行われた。

「(仮称)芦屋サステナブル共同住宅プロジェクト」の概要

同プロジェクトは、兵庫県芦屋市に所在し、地上5 階・地下1階建てで、総戸数79戸の共同住宅になる。

同プロジェクトでは、外皮性能の向上により断熱・省エネ性能を高め、高性能アルミ樹脂複合サッシや次世代燃料電池(エネファーム)を導入するなどして、全戸平均 36%の省エネを実現し、中層共同住宅における「Nearly ZEM」を実現している。

また、太陽光発電・蓄電池・エネファームの停電時自立運転機能・他により、停電時でも生活に必要な機能を補完しあう「創畜連携エネルギーシステム」を導入するとともに、井戸水を植栽自動灌水システムや共用部散水に利用することで、環境負荷を軽減しながら維持管理費を削減する。

さらに、地域の気候・特性を生かし、生物多様性に配慮した緑化計画や、六甲の心地よい風を取り入れた住環境のコントロールを実施し、宅配物の再配達ゼロを目指した住戸専用宅配ボックスの導入・IoT技術を活用したシステムの導入などで住生活の質の向上を目指す。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

大京 ニュースリリース
http://www.daikyo.co.jp/dev/files/20171010.pdf

関連テーマ

建設・プラント業界 最新ニュースTOPへ戻る