高性能タイヤ向け原料ゴム生産設備
2017年10月6日、JFEエンジニアリング株式会社(以下、JFEエンジニアリング)は、旭化成シンセティックラバーシンガポール社(以下、旭化成)より、高性能タイヤ向け原料ゴム生産設備の増強工事を受注したと発表した。
新興国のモータリゼーション進展によりタイヤ需要が拡大する一方、タイヤに対して環境規制が世界的に強化されているために、今後、高性能タイヤの高い成長が見込まれている。
旭化成は、高性能タイヤ向け原料ゴムの更なる需要拡大と顧客ニーズを予想し、供給体制の拡充を図るため、シンガポール工場の生産能力を増強することを決定した。
増強工事受注の概要
このたび受注したのは、既存の原料ゴム生産プラントを増強する設備一式の建設工事であり、受注範囲は詳細設計、調達、建設、試運転助勢で、工場の生産能力は年産10万トンから年産13万トンに拡大する。工期は2017年7月~2019年1月の予定。
なお、JFEエンジニアリングは、40年以上にわたり、インドネシアでエネルギーパイプライン、日系企業の潤滑油や化学原料等を製造するプラントの設計・建設等を行い、また、マレーシアのエンジニアリング拠点では、同国内やシンガポールで日系企業の工場新設等を行ってきた。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
JFEエンジニアリング ニュースリリース
http://www.jfe-eng.co.jp/news/2017/20171006094925.html