22,000kWを発電、36,000世帯に供給可
日立造船株式会社は9月11日、スイスのHitachi Zosen Inova AG(HZI)が発電設備付都市ごみ焼却プラント建設工事を受注したことを発表した。
この発電設備付都市ごみ焼却プラントはロンドンから北西50kmに位置するCalvert, Buckinghamshireに建設されるストーカ式焼却炉。22,000kWを発電し、約36,000世帯に供給可能な施設となる。
欧州や東南アジア、インドなどで需要高まる
EUは1999年に「Landfill Directive(埋立てに関する指令)」を採択、都市ごみの埋立て処理に関する規制を強化している。とくにイギリスやポーランドなどの埋めたて処理施設の高い国では都市ごみ焼却プラントの需要が高い。
こうした背景からニュースリリースでは
当社は、HZIの実績を含め、中国をはじめとする東アジアや欧州、北米、中東などに都市ごみ焼却プラントを400件以上納入しており、同事業での世界No.1メーカーを目指していますが、今後もHZIとのシナジー効果を発揮し、欧州や東南アジア、インドなど高まる需要に積極的に取組んでいく所存です。(日立造船株式会社ニュースリリースより引用)
としている。
▼外部リンク
日立造船株式会社 ニュースリリース
http://www.hitachizosen.co.jp/release/2013/09/000939