株式会社さくら事務所は10月21日、ホームインスペクション事業を展開したい一級建築士事務所登録済みの事業主を対象として、加盟店システムの説明会を宮城県仙台市にて開催する。
来年4月の宅建業法改正にて、中古住宅取引の過程における説明が義務化されるホームインスペクションは、第三者の立場から建物の状態をチェックし、買主・売主に対してアドバイスを行うというものだ。
国交省の調査によれば、東日本大震災後新設住宅着工戸数が増加し、震災前の水準に回復しつつある宮城・岩手・福島の東北各県では、その数について引き続き高水準での推移が予想されるとのこと。
ただこうした状況下では、突貫工事や職人の不足による施工トラブルが懸念されることから、さくら事務所ではこれら地域におけるホームインスペクションの需要について、今後ますます高まるものと想定しているという。
また、従来首都圏や関西、東海、九州、北海道を中心にホームインスペクション事業を展開してきた同社では、昨今認知度の向上にともない東北からの問い合わせも増加傾向にあるとのこと。こうした需要を見込んで同社は今回、宮城県にてビジネスパートナーの募集を念頭に置いた説明会を開催する運びとなった。
当日は2部構成となっており、前半ではさくら事務所の創業者会長・不動産コンサルタントの長嶋修氏が「業法改正で不動産・建築市場はどうなる?」と題して講演。
第2部では、初期投資費用の目安や他エリア加盟店の実績と売上推移、ライセンス提供のシステムといった点を中心に、同社の加盟店システム「さくら事務所ホームインスペクションシステム(SHIS)」に関する説明が行われる。
この説明会は21日(土)16:00~18:30の約2時間半にわたり開催され、終了後は懇親会も催される予定だ。会場は仙台駅周辺で、詳細は申し込みを行った場合のみに通知される。参加申し込みは下記特設サイトを参照のこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社さくら事務所 プレスリリース(ドリームニュース)
http://www.dreamnews.jp/press/0000161333/