「施工体制に関する全国一斉点検」を10月~12月まで実施
国土交通省は10月3日、稼働中の国土交通省の直轄工事を対象に、平成29年10月から12月にかけて16回目となる「施工体制に関する全国一斉点検」を実施する、と発表した。
適正化法や品確法の趣旨の徹底を図る
国土交通省は、施工体制の点検要領等を定め、日頃より施工体制の点検を行っているが、適正化法(平成13年2月施行)や品確法(平成17年4月施行)の趣旨の徹底をより一層図るため、平成14年度より稼働中の国土交通省直轄工事を対象に、「施工体制に関する全国一斉点検」を実施している。
今年度の点検時期は、平成29年度上半期発注工事の現場作業が本格化する10月~12月までの期間である。
点検対象は、請負金額が3,500万円以上、建築工事においては7,000万円以上の稼働中の工事。平成28年5月31日以前の契約工事は、請負金額が2,500万円以上、建築工事では5,000万円以上の稼働中の工事。また、低入札価格調査対象工事に関しては、稼働中の全工事が対象となる。
点検内容は、監理技術者等の配置・施工体制台帳等の配備・下請契約の締結状況を基本とする。
他に、一括下請点検、下請業者点検、週休2日への取組み、新技術の取組み等を点検するとのこと。
(画像は国土交通省のHPより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000446.html