大京グループの株式会社穴吹工務店と株式会社フルタイムシステムは10月3日、マンション共用部分のオートロックと宅配ボックスに、顔認証技術を組み合わせた日本初のセキュリティサービス「サーパスエスコートサービス+“F-ace”(フェイス)」を共同開発した、と発表した。
先に発売した「サーパスエスコートサービス」は、非接触ICカードと対応キーを組み合わせた2要素認証セキュリティシステムで、マンション共用部分のオートロックの解除と宅配ボックスの荷物取り出しができた。
便利であるが、ICカード忘れなどのトラブルがあることから、さらなるセキュリティの強化と利便性の向上を追求し、顔認証セキュリティサービス「サーパスエスコートサービス+“F-ace”」を開発した。
顔認証システムには、米国政府機関の顔認証技術コンテストで1位となった顔認証エンジンを使用した、NEC製「NeoFace顔認証システム導入セット」を採用した。
フルタイムシステムの宅配ボックス「フルタイムロッカー」に顔認証システムを組み込み、各種サービスの提供、24時間365日オンラインによる保守管理、を実現した。
入居者自身が宅配ボックス内蔵カメラで顔を撮影し、認証用マスターキーを使って、宅配ボックス操作画面で登録を行うため、セキュリティが高い。
穴吹工務店は、建設中の富山県富山市のサーパス磯部町、広島県呉市のサーパスシティ呉ゲートレジデンス、に先行導入する予定とのこと。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社穴吹工務店のニュースリリース
http://www.anabuki.co.jp/news/2017/pdf/news1003.pdf