2017年9月26日、大建工業株式会社は、高齢者施設向け「おもいやりドア」と、幼稚園・保育施設向け「おもいやりキッズドア」に、顧客からの要望が多かった機能・バリエーションを追加した新製品を、9月21日に発売したと発表した。
同社は、高齢者施設や幼保施設で使用される建材として、高齢者や子どもだけでなく、施設で働く人にとっても「安全で使いやすい」機能や性能を備えた「おもいやりシリーズ」を発売しているが、顧客のさらなるニーズに対応して、適宜、新たな機能やバリエーションを追加しているとのこと。
同ドアは、手を離すと自然に閉まって、閉まりきる直前にブレーキのかかる「自閉機能」付き吊戸で、高齢者や車椅子利用者でもスムーズに開閉でき安全である。新製品では、ドアを開けたままにしておきたい場合には、扉を全開にすることで、自閉機能をストップできる「2枚連動吊戸」を追加した。
また、握力の弱い人でも手を掛けやすいように、平面部の大きい形状でありながら、すっきりとしたデザインの「スリムにぎりバー」がオプションに追加された。
同キッズドアは、子どもの安全に配慮されており、新たに「吊戸・引分」、「吊戸・4枚引違」を追加した。
「引分」は、教室やホールなど、人が多く出入りする場所に適しており、「4枚引違」は、ホールや体育館などで、一斉に多数の人が通過する場所や大きなものを出し入れする収納の扉にも推奨されるとのこと。
この他、「おもいやりドア」と「おもいやりキッズドア」共に、新たな開き戸タイプの追加やイージーオーダーの拡充などがなされている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大建工業 ニュースリリース
https://www.daiken.jp/news/detail/20170925184404.html