耕作放棄地等の遊休地を太陽光発電の事業用地に転用
2017年9月26日、金下建設株式会社、オムロンフィールドエンジニアリング株式会社、および京セラ株式会社は、3社が出資して設立したSPC(特別目的会社)である宮津太陽光発電合同会社が、京都府宮津市に6ヶ所の太陽光発電所(以下、同発電所)を開設し、竣工式を行ったと発表した。
同発電所は、宮津市由良地区、上宮津地区、栗田地区における耕作放棄地等の遊休地を、太陽光発電用地に転用して事業化したものだ。
なお、宮津市は、環境負荷の少ない低炭素型社会の実現を目指し、2007年度には地域新エネルギービジョン、2010年度にはバイオマスタウン構想を策定して、再生可能エネルギーの導入とその利活用を推進してきた。
発電所の概要
同発電所の合計敷地面積は6.7ha、合計モジュール容量は4,948kW、合計モジュール枚数は18,326枚で、年間発電量は、一般家庭約1,100世帯分の年間電力消費量に相当する5,348MWhになり、約2,896tのCO2削減効果をもたらすとのことだ。
稼働開始日は、宮津市上司太陽光発電所が2017年9月6日で、他の5カ所は2017年8月1日だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
京セラ ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2017/0901_gppo.html