東芝と2社との共同提案体制を構築
東芝は、サウジアラビア王国に原子力発電所建設の提案をするにあたって、ウェスチングハウス社と、エクセロン・ニュークリア・パートナーズの2社と、共同提案体制を構築する方針に合意し、契約を結んだ。
ウェスチングハウス社は東芝グルーブの会社で、エクセロン・ニュークリア・パートナーズは、米国大手電力会社として知られるエクセロンの子会社だ。
サウジアラビアでの原子力発電所受注を目指して
サウジアラビアでは、アブドラ国王原子力・再生エネルギー都市が2010年4月に設立されて以来、原子力発電所への関心や期待が高まりつつある。
サウジアラビアではすでに、2030年までに16基の原子力発電所の建設をおこなう計画も立てられているという。
東芝を含む3社は今回の契約締結により、サウジアラビアでの原子力発電所の受注を目指していく方針だ。
新しい共同提案体制
東芝とエクセロン・ニュークリア・パートナーズは、サウジアラビアで原子力発電所を建設するための共同提案体制に対して、2010年7月にはすでに合意し、契約を結んでいた。
今回は、新しくウェスチングハウス社が加わっての契約締結となっている。
今後は、機器の設計と技術を東芝とウェスチングハウス社が担当し、運転関連サービスにおいてはエクセロン・ニュークリア・パートナーズが担当していく。
▼外部リンク
(株)東芝によるプレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2013_09/pr_j0901.htm