熟練操作者でなくても容易に荷振れを抑え、作業時間を短縮
2017年9月21日、株式会社日立産機システムは、荷振れ抑制機能を標準搭載したホイスト「SuperVシリーズ(4形)」(以下、同ホイスト)を、2017年10月から販売開始すると発表した。
クレーンを停止させる際に、慣性力の影響で荷振れが発生するため、作業効率を高めるには、操作者が瞬間的に始動操作を行う「追いノッチ操作」と呼ばれる運転方法で振れ幅を抑えているが、同操作を行うには熟練された技術が必要だ。
同ホイストは、「追いノッチ操作」を自動で行う荷振れ抑制機能を標準搭載しており、熟練操作者でなくても容易に荷振れを抑えて、作業時間の短縮が図れる。
「SuperVシリーズ(4形)」の主な特長
同ホイストは、未習熟者でも荷振れを抑えて運転し、目的の場所へ安全かつ素早くつり荷を搬送することが可能だ。
また、ワイヤロープの使用状況、荷重別の運転時間と始動回数、さらに電源投入時の過去最大の荷重率などを自動的に測定し、本体パネルで確認できる。
さらに、運転時間、始動回数、エラー来歴や荷重別の運転情報をUSBメモリに保存でき、保存したデータをパソコンで表やグラフに自由に加工できるため、稼働状況の管理が容易になる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立産機システム ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/09/0921.html