毎年11月は「建設業取引適正化推進月間」
国土交通省は9月14日、毎年11月を「建設業取引適正化推進月間」と定め、都道府県とともに、建設業法に関する講習会の開催等、集中的に法令遵守に関する活動を実施する、と発表した。
建設業法令遵守ガイドライン等を重点的に周知
国土交通省は、建設業における取引の適正化を図ってきたが、依然として建設業の請負契約における不適切な取引が見受けられることから、毎年11月を「建設業取引適正化推進月間」と定め、都道府県とともに、建設業における取引の適正化に関し、集中的に法令遵守に関する活動を行う。
公益財団法人建設業適正取引推進機構が協賛し、11月1日~30日まで実施する。
実施内容は、国土交通省が作成するポスターを、地方整備局等、都道府県、市区町村、建設業関係団体に配布し掲示する。
建設業における取引適正化の普及・啓発のため、報道発表、業界団体等の機関誌掲載、ホームページ等で広報する。
都道府県単位を原則として、建設業者等を対象とした建設業法に関する講習会を開催する。特に、平成29年3月改訂の「建設業法令遵守ガイドライン」、「下請契約及び下請代金支払の適正化並びに施工管理の徹底等について」について、重点的に周知する。
立入検査等による指導を実施し、併せて、社会保険等の加入状況、法定福利費を内訳明示した見積書の活用状況、安全衛生経費の負担状況の確認等も実施する。
(画像は国土交通省のHPより)
▼外部リンク
国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/