2017年9月7日、株式会社日立産機システムは、クラウド監視サービス「FitLiveサービス」(以下、同サービス)に標準対応したスクリュー式空気圧縮機「NEXTⅢシリーズ」(以下、同シリーズ)を、2017年10月より販売開始すると発表した。
同サービスは、セキュリティの高い通信網と日立のプライベートクラウドを使ったセキュアな監視サービスで、24時間365日、リアルタイムに空気圧縮機の稼働状況を把握しており、設備環境に問題が発生した際にはアラートメールを自動配信し、設備のダウンタイムの短縮を図る。
同シリーズは、携帯キャリアの通信機能を標準搭載しており、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などを通じて、現場に設置された空気圧縮機の稼働状況を24時間リアルタイムに確認できる。
また、異常が発生した際にはメールを即時配信し、初動対応の遅れを回避するとともに、故障対応時間の短縮が図れる。
なお、同シリーズは、末端圧力予測制御により、使用空気量に応じて圧力を予測し、低負荷時に空気圧縮機の出口圧力を低下させることで効率的な運転を行う。例えば、使用空気量が60%の時には、末端圧力予測制御を使わない場合と比較して7.5%の省エネ化される。
また、カラータッチパネルを標準装備しており、テンキー入力でスケジュール予約運転や各種通信機能を簡単に設定でき、わかりやすく表示する。
さらに、圧力や温度、電流、運転時間、警報・故障歴などの運転記録を確認できるため、故障の未然防止や故障原因の早期発見が可能だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日立産機システム ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/2017/09/0907.html