可搬質量12kgのロングリーチタイプ
2017年9月4日、株式会社安川電機は、多用途適用型ロボットのGPシリーズで、最大リーチを2010mmに拡大したMOTOMAN-GP25-12(以下、同製品)を、9月21日より販売開始すると発表した。
同製品は、可搬質量12kgで、部品の搬送やアーク溶接等をはじめとする様々な分野の自動化において、動作範囲を拡大できる。
また、世界各地の電圧や安全規格にも対応した新型コントローラ「YRC1000」と組み合わせて、ロボットの性能を最大限に引き出すことが可能だ。
「MOTOMAN-GP25-12」の主な特長
同製品は、スリムアームのため周辺機器との干渉が低減して、省スペース化が可能であり、また、センサケーブルやエア配管を中空アーム内に収納できるため、周辺設備とのケーブル干渉がない。
また、姿勢によらず加減速時間を限界まで短縮し、新たな軌跡制御を導入して軌跡誤差を最小化しているため、テスト運転やプレイバック時でも動作速度変化の変化に係わらず同じ軌跡で動作できる。
さらに、丸みを帯びたアーム形状にして粉じんや液体の堆積を少なくし、旋回軸上部のケーブル出口部を密閉構造にして異物浸入を防ぐ対策を強化している。
その外、マニピュレータ内部に異常が発生した際には、異常アラームを表示して異常箇所を特定しやすくなるなど、メンテナンス性が向上した。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
安川電機 ニュースリリース
https://www.yaskawa.co.jp/newsrelease/product/32992