都市交通システムの効率向上によるスマート化
2017年8月28日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)、東芝インフラシステムズ株式会社、株式会社ピューズ、株式会社ハセテック、および株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、マレーシアのプトラジャヤ市において、10分間の超急速充電で30km運行を実現する大型EVバスシステムの実証を開始したと発表した。
プトラジャヤ市は、同国の行政首都で政府機関が集中しており、都市計画としてグリーンシティを掲げている。
このような状況で、NEDOは、同市と基本協定書(MOU)を2015年7月に締結し、超急速充電システムや蓄電池の長寿命性能など、大型EVバスシステムの実証事業を実施している。
実証事業の概要
この度の実証事業では、同市内のバスターミナルに超急速充電システムを設置し、主要な営業路線において、長寿命で超急速充電が可能な二次電池を搭載した長さ約12mの大型EVバスを走行させ、搭載電池の品質、充電状態およびバス運行状況をモニタリングするシステムを構築する。
また、2016年6月に改訂した基本協定書に基づいて、2階建て大型EVバスの実証も予定している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
NEDO ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100822.html