NTT西日本、作業者安全支援サービス実証実験を実施へ バイタルデータと位置情報等を活用

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NTT西日本、作業者安全支援サービス実証実験を実施へ バイタルデータと位置情報等を活用

2017年08月28日 20:00

情報を収集し現場の負担減・安全性向上へ役立てる

西日本電信電話(NTT西日本)は25日、バイタルデータと位置情報等を活用した、作業者安全支援サービスの実証実験に着手すると発表した。

この実験では富士通製のリストバンド型センサーデバイスを活用し、作業者のパルス数や加速度情報、周辺の温度・湿度情報等を取得。これに基づき、体調不良等の予防に対する有用性、ならびに転倒・転落検知の正常性について検証を行う。

また同実験では、Beacon等による位置情報を元にした、安全支援の有効性についても検証。作業現場内に設置されたBeacon、ならびに作業者が装着した環境センサーから位置・気圧情報を取得することで、危険エリアや建設機械等への近接情報、高所作業中の情報などを可視化し、作業監督者の見回り作業等稼働の軽減や、重篤災害の抑止に結びつくかを検討する。

「働き方改革」へ貢献、いち早い実用化を目指す

昨今安心・安全な職場環境整備の機運が社会的に高まりつつある一方、建設業や製造業では人手不足等を理由に一人当たりの業務負荷が増大傾向にあることを鑑み、今回、NTT西日本では同社のもつスキルやノウハウの投入が有用であると判断。作業者自身の安全管理と、作業監督者の危機管理稼働の軽減を軸とした「働き方改革」に貢献すべく、実証実験を企画したものだ。

実験は鹿島建設の協力を得て行われ、今年10月にかけての実施を予定。NTT西日本では実験を通じて得られたフィードバックに基づき、作業者の体調不良等の予防、労働災害の抑止等へ結びつけることを念頭に、早期の実用化を目指して取り組みを進める方針だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

 

西日本電信電話 プレスリリース (アットプレス)
https://www.atpress.ne.jp/news/136187

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