大幅な業務効率化が実現
2017年8月25日、大東建託株式会社は、1974年の創業時より保有する管理建物設計図書の電子化プロジェクト(以下、同プロジェクト)を2015年秋より開始し、このたび約1,500万枚の電子化(以下、同電子化)が完了したと発表した。
同電子化により、紙資料に生じる経年劣化や災害等による消失リスクを防止し、保管スペースやコストを削減し、保管図面の印刷の手間を省いて図面閲覧対応をスピード化して大幅な業務効率化が実現されるものと見込んでいる。
また、図面検索システムを構築し、ログインしてデータを直接閲覧できるようにした。
設計図書電子化プロジェクトの概要
同プロジェクトでは、国内の各支店や外部倉庫に分散保管していた約1,500万枚の管理建物の設計図書をベトナムに輸送し、現地の作業所(株式会社CADネットワークサービスのベトナムCADセンター)でスキャンし、電子化を行った。
なお、確実に高品位にデータ化するため、事前に現地を訪問し、意匠、構造、設備をはじめ、カラーのチェックやスタッフ教育を実施した。また、ベトナムで実施することで、電子化コストが大幅に削減された。
また、電子化済みの設計図書は、リサイクル紙、ダンボール原紙、トイレットペーパーなどの再生紙として、国内とベトナムでリサイクルされる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大東建託 プレスリリース
http://www.kentaku.co.jp/